グリーン・ノウ物語シリーズの2冊め。
1巻の「グリーン・ノウの子どもたち」を読んでから、
シリーズ全巻を読みたくなって一気に前巻購入。
どっぷりとグリーン・ノウの世界にハマっています。

この「グリーン・ノウの煙突」でも、1巻同様、トーリーが主人公。

内容(「BOOK」データベースより)
待ちに待ったお休み。トーリーは、ひいおばあさんのいるグリーン・ノウのおやしきにもどってきました!ひいおばあさんがつくるパッチワークの布から、むかし、ここに住んでいた人たちのすがたが、あざやかによみがえります。


今回は、前巻で友だちになった3兄弟はほとんど出てきません。
新たにお友達になるのは、
盲目のイギリス人少女・スーザンと、その付き人の少年・ジェイコブ。
もちろん、トーリーと同じ時代の人間ではありません。
前巻同様、何百年も前に生きていた人間なのです。
でも、グリーン・ノウは不思議なところ。
トーリーは、さまざまな場所で二人は出会うことになります。

スーザンは生まれつきの盲目で、その行動を心配する乳母に制限されて生きてきました。
その様子を心配した父親のオールドノウ船長が航海先から連れて帰ってきたのが、
付き人となる元・奴隷の少年ジェイコブでした。

ジェイコブと出会えたおかげで、
スーザンはいろいろな世界を体験することができるようになります。
目が見えなくても、好奇心旺盛でかしこいスーザンは
お屋敷やお庭の探検、木登り、料理、勉強などなど、
どんどん挑戦し、知識を得ていきます。

その挑戦を応援し、支え、励ますジェイコブ。
親として、ジェイコブの様子には感心しきりです。
「こんなふうに、危険も含めて体験させてあげてきたかしら、我が子に」と。

スーザン&ジェイコブのペアは、オールドノウ家で大きな問題を解決していきます。
それを助けるのが、現代のトーリー。
重なり合い、出会う、違う時代を生きる子どもたち。
そのきっかけを作る、ひいおばあさんのパッチワークと、昔話。

最後。
スーザンとジェイコブがどういう人生を送ったのかを知り、
ほっと心が温まりました。
そして、
トーリーが寄宿舎に帰る場面は、とても寂しくなりました。

さ、次は「グリーン・ノウの川」を読まなくちゃ!